客先常駐といえば
- 客先常駐 ブラック
- 客先常駐 辞めたい
- 客先常駐 転職
などのマイナスイメージの単語が付くことが多い。
それもそのはず、客先常駐なんてのは実質派遣と変わらないようなもんだ。
指揮命令権の無い奴から命令される偽装請負による常駐では、常にストレスとの戦いだ
なんかの歌では、ストレスが地球をダメにする。と言っていたように、ストレスは労働者をダメにする。
正社員として入社したが働き方は派遣そのもので、不安定な働き方を強いられる。
しかも多重下請構造によって、給与面ではなく働き方という面では、派遣よりも悪い条件になっていくことも多い。
加えて一般派遣と違って仕事内容を選ぶことができなかったりと自由が奪われる。
特定労働者派遣は完全廃止へと向かっているが、そもそも作るべきではなかった
ブラック企業がやりたい放題になってしまった。
見渡せば底辺ITブラック企業ばかりだ。
特に何かを生み出しているわけではない。ただただ派遣をするだけ。請負と称して派遣を行うだけの企業が乱立し、知識のない就活生たちはどんどん被害にあっていく。
そこで諸悪の根源である客先常駐という働き方を見直すべきであると、底辺ITブラック企業研究家の進藤京介は思うわけでございます
多重下請を取り払うこと
労働者の保護とか正当な賃金を払うとか、そんなのはもう無理な話になっているのがIT業界で、特に末端に君臨する底辺ITブラック企業は、労働者を使い捨てる名ばかり正社員という働き方がメインになっている。
多重下請構造は、労働者のモチベーションを下げるだけでなく、権利を奪ったり違法行為へと繋がっている。
客先常駐を撤廃するのは難しいかもしれないが、多重下請構造を撤廃するくらいええやろ?
もちろん、現在でも派遣の場合は多重派遣に該当し、表向きは禁止されているが、請負での下請は禁止されていない。
それがそもそもの間違いで大問題で、そのせいで実質派遣なのに請負に装って常駐させる偽装請負と多重派遣のダブルアタックパターンが蔓延している。
多重派遣を徹底的に禁止するには、多重下請を完全禁止にする必要がある
そもそも現時点で多重派遣は違法行為になっているが、請負などのせいで完全に黙認状態になってしまっている。
前も書いたかもしれないが、労働局の人は「IT業界がどうなのか知りませんけど・・・」と言っていた。
知ってるだろ?有名だぜ?ここは無法地帯だってね
労働者供給事業は禁止されているが、IT業界では今もそれが平然と行われており、これもう人身売買という言葉が適正だ。
派遣と請負。俺たち客先常駐員は常にこの働き方になる。
企業はこの働き方をどんどん悪用してきたし、悪用できたからクソ底辺企業が次々と現れてきた。
いくら特定労働者派遣が完全に無くなっても、請負という働き方がある限り、労働者に明るい未来はない。
だったらせめて、この多重下請構造をぶち壊してやらにゃいかんでしょ?