かなり古い記事だろうが、なかなか価値のある記事を見つけたので共有します
堀江貴文さんといえばファンもアンチも多いが、俺はどちらかという好きだ。というかこの記事を読んで好きになった。
昔から闇に染まっているIT業界
記事はこの出だしで始まる
派遣システムは嫌い。ライブドア時代は正社員化を徹底
現在のIT業界で多くの企業が行っている請負や派遣という業態を、排除するという姿勢を持ち、ライブドアという会社を大きくしていった。
ホリエモンは、派遣や常駐が人材のピンハネと言い放ち
IT業界に蔓延した悪しき仕組みをぶった切る。
そして、こういったピンハネのシステムは
- 産業構造の空洞化を招く
- 社内技術力が低下する
とバッサリ
多くの底辺IT企業共に聞かせてやりたいセリフだ。
それでもグループ会社全体で、正社員の一本化を徹底することができなかったことを残念に思っているそうです。
買収した企業まで徹底することはできなかったようです。
もう当時から、こういった悪しき風潮が蔓延していたことがわかりますね
本当の意味で自分の会社を大きくしていきたいと考える経営者は、派遣社員や常駐社員に頼るのではなく、自社の技術力を上げていくことを考える。
目先の利益だけを求めてエンジニアをただただ客先にぶち込むだけの企業は、本当に社会悪だと思う。
産業構造の空洞化を招くという意見もあるし、何より労働者自身の労働意欲の低下をもたらす。
そういったことからも、派遣や常駐を生業にしているブラック企業が多いIT業界は、日本の為にも是正されていくべきだと思う。
企業の責任について
会社として従業員を雇うということは、一定の責任が生まれてくる
従業員を雇うということは福利厚生費の負担、従業員の将来への責任が生じるわけなのだが、これらの責任を負うのは企業として当然のこと。
そんな当たり前の事ができず利益を出そうする時点で、それは既に商売ではない!
と、痛烈に批判していた。
IT企業の多くが、請負や派遣という形態を取っている。
これは単純な話、当たり前のことを放棄したい会社が多いから。ということと、派遣や請負という形式は悪用しやすいのが現状だからではないか?
悪い会社と悪い社同士で、やりたいことが一致している
当たり前のことを放棄したい会社
派遣や請負を悪用して利益を出したい会社
これらの企業が手を組むことによって、実際に働く労働者が被害を被ることになる。
この業界では真の商売でない会社が乱立しているのだ。。。
エンジニアは誇りもつべき
エンジニアファーストですぅ!なんて言っている会社は多いが、本当にエンジニアファーストなんだろうか?
ただ客先にぶち込んでるだけでエンジニアファーストか?
エンジニアの状況をヒアリングすることがエンジニアファーストか?
稼働とか勤務地を考慮することがエンジニアファーストか?
そもそも派遣常駐の時点でエンジニアファーストではないはずだ
エンジニアはもっと誇りもって自分をPRするべきだ!って考えが、今のIT業界を打ち砕くような言葉に感じた。
とても良い記事です。
コメント
ホリエモンのその記事見たことあります。
業界自体がそういう構造なので対抗したいけどもエンジニアサードな企業が多すぎてもはやエンジニアを守る事なんてみんなしないんでしょうね。結果日本のitはアメリカとかに比べてショボくなって新しいことも生み出さずブラックの代名詞となってitドカタとまで揶揄される始末。