今回は、客先常駐で働くサラリーマンの1日を書いていく
全てノンフィクションでお届けする
AM7:00 起床
朝は大体7時起きだ
朝飯を食って出かけるのだが、寝坊した時は髪の毛はボサボサのままで出勤する
どうせ別の会社の野郎共だしどうでもいいという感覚がある
人間的ポイントマイナス1点だろう
AM8:00 満員電車で通勤
臭い汚い満員電車の中で苦しい通勤を約1時間
三ヶ月以上の定期券は客先常駐では買えない事が多い
なんとも不便だ
まぁ三ヶ月分も買う金は無いのだが…
AM9:00 業務開始
まずチームのリーダーに今日の仕事の指示を受ける
派遣契約ではないので、この行為は違法行為だ
ITブラック企業では、まず違法行為から始まるのだ
違法行為して、さぁ仕事を始めよう!と意気込むのである
この違法行為について書いた記事もあります→偽装請負や多重派遣にはもっと重い罪を
そして、狭くて臭い暑苦しい人口密度の高い牢獄のような部屋で仕事する
ちなみに、携帯電話は持ち込み禁止
ペットボトルや水筒など飲食物の持ち込みも禁止
あらゆる自由を奪われる
まさに牢屋にぶち込まれた奴隷である
ちなみに、携帯電話の持ち込み禁止というルールは、IT企業ではよくあることだ
AM12:00 昼食
普通は昼食が取れるのだが、仕事が忙しい時は、昼食を取れない事がある。
また、12:00に取れない事も多い
17:00に昼食を食べに行くという、夕食だか昼食だかわからない食事をとる事もある
PM13:00 後半戦の開始
後半戦のスタートだ
おっと仕事の発注企業がやってきたぜ
「進藤さん、これは何ですか?」
こんなことは日常茶飯事だ
俺にとっては全く関係のない発注社が元請けを通り越して接触してくるのだ
そんなこんなで職務をこなしていく
途中でリーダーからの指示が入ったりする
おや?別グループの人が近づいてきた
「進藤さん、これお願いします」
請負とかSES契約ってのは、予め業務範囲が決められているはずだが、おかしな話だ
そう。派遣社員と同じ扱いをされるのだ
だったら残業代出せゴミと言いたくなるぜ
PM18:00 終業
定時になったら帰宅する
俺は、基本的に定時になったら堂々と帰るようにしている
というのも、ただでさえ奴隷のような待遇なのだから、これくらいの反抗はするべきだからだ
日本人よ!ブラック企業に屈するな!!
もちろん、プロパーが遅くまでいるので、なかなか帰れない(帰りづらい)ベンダーが多い
ITブラック企業は、そのような生産性のない環境になっている
もちろん、残業をすることもある。
22:00までとかもよくやってたが、今はとにかく反抗心を持って仕事に臨んでいる
PM19:30 帰宅
帰宅後はそれぞれの時間だ
俺の場合はパソコンをやったり筋トレしたりがメイン
できるだけ自分の為になるように使うようにしている
客先常駐は自分の会社に戻るということは基本的にない。
帰属意識が薄れていくとか愛社心が育たないとか言われるが、そんなものはそもそもいらないと思うぜ
そんなものより欲しいのはお給料だお給料
派遣契約と同じような違法な扱いを受けることも多々ある
客先常駐は肩身の狭い思いをするし、評価なんてされないし
普通の働き方じゃないと思うね