IT業界はまさにブラック色に染まりきっている
多重派遣による違法なマージン搾取や、偽装請負による労働者の権利を侵害する
この業界で働く多くの人は、常に道具のように扱われるのだ。
そんな中で、何も知らないでただの道具として働いている労働者も多い
特に新卒で働いている人は、とにかく客先で神経を使いまくっているので、なかなか状況がわかりにくいだろう
今回は人売りITブラック企業にスポットを当てていこうと思う
会社が業務形態を開示しない
まず、人身売買を行っている会社がすることは、労働者を客先にぶちこむことだ!
この時、業務内容などが書かれた書類をもらうはずだ!(貰っていない場合は相当やばいぞ)
しかしこの書類に業務形態などが一切書かれていないのだ!
新卒で初めての客先へ一人で行くとなると、そんな業務形態なんかを考えることもできないだろう。
では会社は何といって労働者を客先にふっとばすのか?
それは出向だ!
だが、本来の出向の意味とは派遣も請負も全く違う!!
もしも人売りITブラック企業で、会社の人間が出向出向言っていたら、間違いなく偽装請負や多重派遣の被害に会うと思ってもらっていいだろう
おい!ブラック企業!聞いてるか?お前らはもっと正直になれ!
出向出向って言うのは止めにしろ!きちんと多重派遣とか偽装請負とか正しい言葉を使え!!
多重派遣や偽装請負を許すな
偽装請負はわかりづらい
というのも、新卒で働き始めて、客先に行って指揮命令を受けて仕事をするなんて当たり前だと思っているからだ
とくに一人で客先常駐をしている場合は、こういうことは誰も何も教えてくれない。
というか、一人で客先常駐なんてのを新卒がやっている時点で、その会社は相当やばいぞ!(この俺、進藤京介は新卒で一人客先常駐で偽装請負の中で働いた兵士です)
だが、多重派遣は勿論だが、偽装請負だって最悪だってことを理解してほしい
労働者の正当な権利を侵害し、道具のように扱うのが偽装請負だからだ!
偽装請負では不正な中間搾取もある。
何社も何社も間に挟んで客先で働くということは、何社も何社も不正に、労働者の賃金を奪っているということだ!
あなたは理不尽な指揮命令権によって、道具のように扱われ、賃金まで持って行かれる!
それに気が付かないで働いていると本当に悲しいだけだぞ
偽装請負かどうかのポイント
実は、このサイトでも何度かとりあげているが再確認しておこう
客先の会社から指揮命令を受けている
これが請負か派遣かをわける最大のポイントだ!
請負の場合は、指揮命令権は客先の会社にはない!
朝、9時に出勤して、客先の会社の人間に、あれやらこれをやってくれ!と言われているならば、まずは自分の業務形態を確認しよう!
派遣の場合は
派遣の場合は、指揮命令権が客先の会社にある。
だが、客先との間に別の会社が挟んである場合は多重派遣となり違法だ!
自社→別会社→客先
このような形で派遣として働くことは、許されていない
雇用契約のある人間しか派遣させることはできないのだ
ITブラック企業では労働者をただの利益を生む道具としか見ていない。
まともに育てることもせず、とりあえず違法に手を染めてでも客先にぶち込み利益を得る。
こんな若者を使い捨て、権利を侵害し、賃金まで奪うだけのブラック企業を野放しにしておいていいのだろうか
明るい未来はあるのだろうか?
ブラック企業を根絶することはできないが、このように違法企業を根絶するには、我々労働者の力と知識が必要になってくる
ブラック企業と戦うのは国じゃない!俺たちだ!!