客先常駐という働き方。簡単に説明すれば異常な働き方。
みなさん。こんばんは。進藤京介です。
まるで囚人のような規則の中で働く可哀想な客先常駐員の話です。
ブラック企業では、労働者は客先を選ぶことができない。
基本的に行けと言われたら行くしかない。
行った結果、とんでもない規則がある客先なんてことがある。
スマホ没収
まず仕事場にスマホの持ち込みが禁止されている。
実はこれよくあることだ。
ロッカールームなどでしかスマホをいじることができない。
ちょっとしたメールのチェックや、本社からの業務連絡などもいちいちロッカールームに行かないとダメなのだ。
そして「ロッカールームに行く=スマホで遊ぶ」という式が成り立つので、周りの人からはアイツはサボっていると思われるという状況になる。
インターネット禁止
何かわからないことなどは本で調べるよりも、ネットでサクッと調べたほうが早いし、何しろピンポイントで検索できるので効率的だ。
しかし、中にはインターネットを完全にシャットアウトしている場所もある。
では、どうすればいいのか?
いちいちロッカールームまで行って、スマホで調べるしかないのだ。
しかも、そこですぐにパソコンが操作できるわけではないので、スマホで調べた内容をノートにメモするという非効率的な作業をしなければいけない。
セキュリティ意識が高いのはいいが、完全にインターネットをシャットアウトされると迷惑極まりないぜ。
飲食禁止
これもガチである。
ちょっと休憩とペットボトルを片手にお茶を流し込むことすらできない。
ではどうすればいいのか?
これまたロッカールームまで行く必要がある。
例えば喉の調子が良くない時は最悪だ。
喉がイガイガしてきてもお茶を飲んだり、飴を舐めたりできないわけだから、ちょくちょくロッカールームまで行って喉のケアをする必要があるのだ。
または、汚い臭い黒い、という3Kのトイレでうがいをするしかない。
作業場で咳をすれば周りの社畜から白い目で見られる。
ロッカールームが遠い場所にある
さて、ここまで書いてきてロッカールームという場所が砂漠のオアシスのような存在であることは理解していただけただろう
ロッカールームにはスマホもあるし、食べ物もあるし、飲み物もあるんだ
しかしこのロッカールムが離れた場所にあるということもある。ガチで。
例えば別のビルだ。本当だぞ。嘘じゃない。
実際、俺が働いていた客先は、信号待ちをして別のビルまで行かないと、ロッカールームまでたどり着けなかった。
こんな無駄で非効率的なことがあるか!
しかし文句は言えない。ルールだから。結局はその客先に合わせることしかできない。
全てを奪われた客先常駐員。
作業場に持ち込めるのは、大量の仕事とストレスだけ。
なぁみんな、客先常駐は辞めようぜ。