広辞苑という辞書があるらしいが、なんと10年ぶりに新刊が出たようだ!
多くの新語が掲載され、中にはブラック企業という言葉も載ったとの情報を、俺はいつだかの朝のニュースで目撃してしまった。
とうとうブラック企業という言葉が辞書に載る時代になったのだ。
ブラック企業の定義が辞書でどうなっているのかが非常に注目だが、これは大問題ではないだろうか?
ブラック企業なんてのはただのネットスラングだったはずだが、だんだんと大きくなっていき辞書にまで載るようになってしまったのだ。
もっと早い段階でブラック企業という言葉を破壊することができていれば、このような深刻な事態にはならなかったのだ。
これを機に、ブラック企業達はこんなことを言うかもしれない
「ブラック企業?そうだよ!辞書にも載ってるだろ?普通なんだよ!」
そう。もはやブラック企業であることは普通なことになっていく。
更にはブラック企業大賞なんてのまでやってるからな。そのうちホワイト企業であることがダサいみたいになっていくかもしれない。。。
「え?きみまだホワイトでやってるの?頭悪いね~^^」
なんてなったらたまったもんじゃない!
ずいぶん前に”ブラック会社に勤めているんだが俺はもうダメな件についてかもしれない”みたいな映画があったな!
あれはとあるIT企業が舞台になっていて主人公が過酷な労働環境にギリギリ耐えてもう辞めてやる・・・みたいな映画だった、ずいぶん安上がりだな!という感想を抱いたものだ。
まぁ元ネタは電車男と同じで某掲示板だったか、あれはネットの人たちの反応があって俺はまだ頑張れるぜサンキューバイビーみたいな内容だった気がする。
長時間労働とパワハラが過剰な表現ではあったが、IT業界というよりも日本のブラック企業を説明していた。
俺の中で、この映画はIT業界が題材になっていたので、IT業界イコールブラック企業。というイメージがより強くなった。
きっと俺と同じように思った人は多くいるはずだ!
とにかくネットスラングから映画化までし、ブラック企業大賞なんてのまでやって、最終的には辞書に載ると。。。
ブラック企業が辞書に載るようになっちゃったら、もうブラック企業根絶なんて無理なんだろうと思った進藤京介でした。