厚労省がIT業界の多重派遣で事業改善命令というニュース

超絶ホットなニュースが届いた

厚労省がIT業界の多重派遣で事業改善命令、HALとNetValueに

多重派遣というのは、派遣先から更に別の会社に派遣される行為だ。
IT業界では普通じゃね?と思うかもしれないが、実はIT業界では請負とかSESとかの形で契約していることが多いので、派遣に該当しないので、多重派遣にならないということに一応なっている。

じゃあなぜ今回は事業改善命令が出たのか?

それはニュース記事にもあるが“業務委託と称する契約を締結”という点だ。

業務委託というのは正式な言葉ではないのだが、とりあえず請負やらSESやらで契約していたということだ。ポイントは“NetValueの指揮命令下で業務に従事させた”というところで、請負やらSESやらでは常駐先の指揮命令下で業務に従事させることは禁止されている。

なぜならば、これでは派遣と何ら変わりがないからだ。
契約は確かに派遣契約ではないが、実態は派遣だね!ということで結果的に多重派遣になったケースだ。

このように多重派遣というのは、請負だろうが業務の進行実態が派遣になっていれば該当するのだ。

特定労働者派遣はもうじき完全になくなる、この先どう浄化されるのか楽しみである

今回のニュースはまだまだ氷山の一角であることは、みなさんはもちろんご存知だと思います。
私の現場も多重派遣だ!私の現場も偽装請負だ!そんな声が聞こえて来ます!

今回の例で、労働者がどういった行動を選択するかで、IT業界は変わっていくのではないだろうか?

関連:「派遣」「請負」「SES」の違いから偽装請負を説明する