客先常駐といえばマイナスイメージを持つ人も多いだろう。もちろん俺も同じだ。てかマイナスイメージのままでいいと思う。でも。どうしても働かなくちゃいけない。
仕事って妥協点を見つけることが非常に大切なんじゃないかなと思うわけですよ
就職にしても、ホワイト企業を探して就活するよりも、妥協できるブラック企業を探した方がうまくいくと思う。
こんなことを言うのは、非常に悲しいし情けないことだ。
社会人として就活生の人へ、ブラック企業に入れ!なんて言うのは悲しいけど、実際問題ホワイト企業を探して就活なんて不可能だと思う
だから、例えブラック企業でも妥協できるブラック企業に入ることは、意外と重要なんじゃないかな?
そうやって考えれば、妥協点が見つからない会社だったら辞めればいいだけだし、もっと楽に生きていこうぜ!
で、客先常駐だけど仕方ないってケースもある。
いつか転職して社内開発がしたい!だから今は客先常駐でも妥協点を見つけて頑張っているとか。
そんなわけで俺が思う、客先常駐の良い点をいくつか考えてみた!
人間関係の悩みが小さい
現場で嫌な奴がいても、契約期間が終わればそいつとの関係も終わり。
つまり、ある程度の期間だけ我慢すれば良いってことになる
あと1ヶ月我慢すればいいんだ。。。という気持ちでいられるのは客先常駐のいいところかもしれない。
また、必要以上に人間関係を築く必要もないこともある。
いつか契約が終わるのでそこまで深く関わろうとせずに済む。
無駄な飲み会や、一緒に昼食を取らなければ、節約にもなるし自分の時間を確保できる。
最悪どうしても我慢できないような奴がいたら、不真面目にしていれば契約を途中で破棄させられて自社に戻される。
もちろん怒られるだろうしクビになるかもしれないので自己責任でお願いします
もちろん裏もある。
すごく優しい人たちに囲まれた現場だと、契約が終わるのが悲しいというデメリットと、次はどんな奴と仕事するのかわからない不安だ。
これはデメリットの方が大きいかもしれないな。
責任がちょっと軽い
結局最後はプロパーだよ。
チームでやってる完全な請負契約とかだとその辺は微妙かもしれんが
基本的に底辺ITブラック企業の客先常駐は、最終的にはプロパーが責任を取ることになる。
だからちょっと気持ち的に楽に仕事ができる。
ただ、これは責任のある仕事をさせてもらえない可能性もあるということだ。
同時にほったらかしにされる場合もあるし、情報共有から外されたりと、なんとなく取り残されるような感覚になるのでプライドの高い人には厳しい
自社と離れることができる
強制的な帰社日などがなければ、本社から少し解放されるような気分になる。
客先から直帰する毎日になるので、俺はあのクソブラック企業の社員じゃないぞ!という感覚を得ることができる。
さらに、自社に嫌な奴がいても、客先に逃げちまえばこっちのもんだ
まぁ、帰社日などがあるとかなりデメリットだ。
業後に帰社しなければいけないとか、無駄な残業をすることになるってのもあるので嫌だね
ちょっとサボっても怒られないかも?
これは完全に現場によるけど、結局は他社の社員なわけだからちょっとくらいサボっても平気。
俺の場合は、遅刻と居眠りと休憩を多く取ることで、精神状態を保っている。
サボると「俺はやってやったぜ!」という感覚になって、サボるのが大好きになる。
それでも怒られたりしないしのんびりできるのはメリットだ
これもケースによる。
残念ながら、客先常駐員を奴隷のように扱う天竜人のようなプロパーがいると、サボるのはまず無理になる。
こうなると常に監視されているのと同じでストレスが溜まる一方だ。
俺の場合は、別会社の常駐員がやたらと監視してきたことがあった。
プロパーでもないくせに「きみ、昼休憩2時間もとってるね?」とか言ってきたのだ。
今はその常駐員はいなくなったので、俺は好き放題やっているというわけだ。
良かったことを考えてみたが、結局その裏には嫌な部分があるわけで、働き方として不安定なのが客先常駐ということだった。
なんにせよ、妥協点を見つけることでうまく乗り越えて行くしかない。