ブラック求人に騙された男。進藤京介です。
よろしくお願いいたします
ブラック求人という言葉をご存知だろうか?
ブラック企業が出す求人広告であるが、基本的には嘘が書いてるというのがブラック求人のようだ。
特に多いのが、固定残業代(みなし残業代)についてだ。
例えば、給料は22万円という求人と20万円という求人があるとする
どちらの企業に行きたいだろうか?
多くの人が22万円の企業に行きたいだろう。
2万円の差は単純計算で、年収24万円の差がつくことになるからね
しかし、実は22万円の企業は基本給が16万円で、6万円が固定残業代だった。
というのを入社してから知らされるなどの事例が数多くある。
この場合、例えば月に20時間残業したとする(1日1時間)
すると、給料20万円の会社のほうが貰える給料が多くなる可能性が高い。
残業が30時間に達したらそれこそ天と地の差になってしまう。
現在は、固定残業代をやってる会社は、求人にも明記する義務を負ったようだ。
就職活動をする場合は、まず最初にみなし残業代の有無を確認するといいだろう。
みなし残業代だからブラック企業というわけではないが、グレーゾーンでギリギリを攻めてくる会社の可能性が非常に高い。
他にも注意すべきは、平均年齢だろう。
やたらと平均年齢が低い会社は疑ったほうがいい
それだけ退職する人が多いことを表しているからだ。
あとは、やたらと未経験を大歓迎していたり、コミュニケーション能力や人間性が大事や!という会社も怪しい。
入りやすい会社ということは使い捨てにされる可能性が高いからだ。
それから、休日に関してもよ〜くチェックすることが重要。
例えば、一般的な会社ならば「夏期休暇」「年末年始」は休みであり、求人にもそのことが書いてあるはずだ
だが、ブラック企業にはこれがない。
これだけで年間休日日数が減ってしまう。
しかも、年末年始やら夏期休暇を与えないということは、社員を大事にしていないということを表している。
まぁ挙げれば全ての項目に気をつけろとなってしまうが
- みなし残業代
- 平均年齢
- 休日
- 残業時間
- 求める人物
最低限、これくらいはよく確認しないとダメ。
ちなみに俺が騙された項目は
- 残業(実際にはみなし残業制度だった)
- 研修制度(研修というのは名前だけ)
- アウトソーシング(実際にはただの派遣で偽装請負)
- 先輩社員が優しく指導(単独客先常駐)
などがあった。
結局求人なんかはあてにならん!というのが正直なところだが。
入社後のギャップに関して証拠となる唯一の物でもある
夏期休暇あり。土日祝日休み。なんて求人で書いている企業でも、まるっきり嘘だったなんてことはよくあることだ。
そんな時、戦略的に企業と戦うためにも、求人というのはよく確認しておくべきだ。
就活生は企業の内情まで詳しく知ることができない。
だから求人情報は非常に重要で基準となるものだ。
就活生はみなし残業とか言われてもいまいちピンとこないかもしれない。
求人情報に嘘を書きまくって、使い捨ての奴隷を集めているブラック企業は許しておけない。
きちんとした通報窓口と厳罰化を願う