【第二話】俺は奴隷になった【初の面接】

前回の記事【第一話】俺は奴隷になった【就職活動開始】

こんな時間になんだ・・・?知らない番号からだ・・

俺は恐る恐る大人物を片手に電話に出た

??「あ・・・進藤さんですか?」

俺「はい」

??「あー!真黒闇会社の田中です。今日は説明会のご参加、ありがとうございました。是非、面接に来てくれませんか?」

俺「え・・・いや・・・」

俺は突然の電話に困惑した。
正直言って、この会社は微妙だった。
この真黒闇会社はIT企業で、俺はIT企業=ブラック企業という先入観を持っていたためすぐにOKを出せなかったのだ

俺「すみません・・・ちょっとまだ色々な企業を見たいので」

田中「そうですか・・・わかりました」

俺はちょっと後悔したが、家に帰ってから面接物を見るんだ。と自分に言い聞かせて家に帰った。

さっき電話がかかってきた会社は、IT企業だった。
ただ、説明を聞いても何をやっているのかよくわからないというのが印象で、とりあえずITなんだろうというイメージしかなかった

親は俺を応援してくれた。
ここまで何もしなかった俺に、特にきつい言葉をかけることもなく見守ってくれていた。
そんな俺が、ようやく就職活動を始めてくれたので、もの凄い喜んでくれた。

なんだか変な期待を背負っているようで切ないぜ

(就職活動なんて。。。。消えちまえ)

俺はゼミに参加した。
先生からは就職活動の状況を詳しく聞かれる。

先生「どうだった?」

俺「手ごたえはありましたよ!今度面接することになりました」

先生「あらすごい!頑張ってね」

いつの間にか、企業だけでなく先生にまで嘘をつけるようになっていた
俺の成長は子供よりも早いようだ。

そんなこんなで卒業間じかの1月に、就活エージェントを通じてスマホゲームを開発している会社との面接をすることになった
俺がゲーム開発経験があるということで、面接を設定してくれたようだ。

俺は自分に自信を持って面接に臨んだ。
なぜならば、推薦のような形で望むことができるからだ。

これは勝確だわ!
俺は池袋で行われる面接会場へと強気で行った。

ちょっと小汚いビルの小汚い会社だ。
なんか小さいしだっせーなと思いながら、採用担当と技術者の人を相手に面接が始まった。

採用担当の人は採用担当って感じの人だった
技術者の人は技術者って感じの人だった

俺「こんなゲームを作ったんです!」

採用担当「コード量はどれくらい?」

俺「え・・・?」

正直、そんなことに気にしたことが無い、俺はとにかくゲームが動いて終わりだったからだ

俺「1000行くらいです」

採用担当「そうなんだ。全部独学で作ったの?」

俺「はい」

なんだかんだいって、手ごたえはあった
自分の作ったゲームをアピールできたわけだし独学で頑張ってこれたってのもアピールできた

帰り道、俺は母親に電話を入れた。

俺「。。。うん。終わったよ!いい感じ」

母「そう 良かったわね」

初めての面接を終えて、俺は自分へのご褒美を選んでいた。
そして、面接の結果はすぐに来た

不採用

正直言って、仕方が無いと思った。
今まで就職活動をサボっていたし、1社くらい落ちるのは当然だ・・・
それでも、手ごたえのあった面接だったし初めての面接だったわけで、俺のショックは大きかった。

就職活動なんてやめて、自分ひとりで生きていく術を考えようと思った。
(やっぱり俺は就職向いてねーや)

数日後、再び電話がかかってきた。
こいつ。。。なんで俺がGEOで大人物借りた後のタイミングで電話してくんだ?

田中「進藤さん?田中です。就職活動はどうですか?」

俺「まだ決まっていません」

田中「そうですか。。。是非、面接に来ませんか?」

俺「。。。」

しばらく迷ったが、不採用になったばかりというのと、いい加減ゼミの先生の言葉が辛かったので俺は

俺「はい!お願いします!」

俺は、面接の練習になるし、軽い気持ちでやろうと思っていた
この企業のことを少し調べることにした

どうやら特定労働者派遣事業というブラック企業特有の仕事がメインのようだ
そして掲示板では悪い評判が大量に書かれていた。

掲示板の書き込みはトイレの落書きと一緒という意見もあるくらいだ、俺はそこまで気にすることをせずに面接を迎えた

採用担当は田中ではなく別の人だった。
若いねえちゃんだ。可愛い。

採用担当「どんな仕事がしたいんですか?」

俺(ここはIT企業だからな・・・」

俺「私はプログラミングとかWEBに興味があるので、そういう方向の仕事がしたいです」

採用担当「そうなんだ!家はどこ??」

俺「ここからだと。。。40分くらいかかるんですが・・・」

採用担当「そっかー何か質問ある?」

俺「えっと、、、」

(質問するのは基本だ。なんでもいいから質問を)

と、至って普通の面接だった。

採用担当も終始笑顔で対応してくれた。

(ここっていい会社じゃね?てかねえちゃん可愛いな。GEOでも行くか!)

少し笑顔で俺は、会社のエレベーターを降りて家に帰った。

前回面接した会社よりも、少し広いか?という感じで、そっちより良いじゃんと思った。

その後、また電話が鳴った

次回→【第三話】俺は奴隷になった【手に入れた内定】

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