俺は客先常駐なんて働き方こそがIT企業の悪だと思っている
多重下請け構造やら多重派遣やら、これら全ての悪の根源こそが客先常駐だ!
使い捨てや人売りや名ばかり正社員など、様々な悪しき風潮も全て客先常駐から生まれていると俺は考える。
そのためいっそのこと廃止しちゃえよ!
なぜIT企業にはブラック企業が多いのか
それは若者の使い捨てを肯定する仕組みがあるからだ
もちろんそれだけが全ての理由ではないが、大きな理由の一つであることには間違いない。
若者の使い捨てを禁止しろ
IT企業では、若者の使い捨てが起こりやすい。
これまた単純な理由で、とりあえず労働者を客先にぶち込んでおけば利益が出るからだ
これは正社員というか派遣だ
会社は労働者の賃金が不正に搾取されようが、権利を侵害されようが、とりあえず利益さえだせばいいのだ
そのため大量に採用して使い捨てるブラック企業が多く存在する。
IT企業の若者の使い捨てを無くす方法は、客先常駐を廃止することだと思わんか
使い捨ての現状
とにかく利益を出すことが優先になるのはお分りいただけただろう
大量に採用して大量に辞めていくサイクルには、使い捨てが密接に関係している
使い捨ての現状はなかなか酷い
まずITと無関係の現場へ飛ばされる
もちろん求人では、プログラマーやらウェブデザインなど謳っているが、ITと全く関係ない現場へ飛ばされることもある
なぜそのようなことになるかといえば、社内待機とは言ってしまえば負債なのだ。
利益を生まなくても給料は払わなければならない。
そのため、スキルアップも望めないIT無関係の現場へ飛ばしておくのだ。
もちろん技術者は、これを断ることはできない
ブラック企業の命令は絶対だからだ
研修は無く、事前面接の練習をさせられる
研修など不要だ
オンジョブトレーニングという理由をつけて、とりあえず事前面接の練習をさせるのだ
ちなみに事前面接は違法だ
正社員になっても就職活動が続くようなもので、労働者は常に緊張と共にすることになる
これも求人では素敵な研修制度を謳っている場合が多い
労働者のケアはしない
基本的に営業の数に見合わないエンジニアがおり、エンジニアの心のケアなどは無い
客先行って利益を出してこい!
というだけだ
きちんとケアをしている会社の場合は
まず、労働者に対してこういう風になって欲しいと期待をする。
そして、そのために交渉したりするものだ
また、定期的に一緒に食事を取ったりして、進捗だけでなくエンジニアの心のケアもしっかりする
多重下請けの末端にいるような企業では、まず有り得ない。
結局全ては客先常駐なんて働き方があるからいけないんだ
客先常駐を禁止にすれば、適当に客先にぶち込んで利益を出すなんて事はできなくなる
もちろん、客先常駐という働き方が企業にとって便利なのはわかるが、労働者に優しい日本にしていかないか?